報告:エビスサーキット地震災害復興、お届け



募金総額:\1,376,651-、賛同者数:188名
10日間あまりの短期間にお預けいただいたこれらの想いを、できるだけ早くエビスサーキットへ届けるため、先方のご快諾を頂きました上で、皆様に成り代わり、2/28に発起人の河本と阪本が現地を訪れました。
※ご賛同頂きました皆様には、e-mailにて詳細報告をお送りしております。ご確認ください。届いてない方は、お近くの発起人、ないしは河本までSNSメッセージやe-mailにてご連絡ください。

被害状況

報道やエビス発信のSNSで事前にある程度状況は知っていたつもり。しかし、地滑りの起点となるドリフトランドからの眺めは、想像を遥かに超えていました。現場で調査を進める作業員が米粒に見えます。しばし言葉を失いました。
岳温泉からこの辺りが揺れのひどかった地域とのこと。この場所だけ大規模な地滑りが起きている状況は、非常に特殊なケースらしく、学術機関の調査が入っていました。「土砂の撤去」というステップに進むためには、この大量の土砂の総量をはっきりさせることが必要。
その後、西コースへ移動しました。ピットの一番端に車を止め、ピットロードをコントロールタワーのほうに歩いていくと、遠くに巨大な地滑りの痕、そして、その手前に、茶色い巨大な塊が…。そこにあったのは2~3mの「土の山」。コントロールゲートをなぎ倒し、食堂を押し流し、自動車を踏みつぶしていました。その変わり果てた姿に、胸が締め付けられました。

復興の見通し

全日本ジムカーナ選手権はやむを得ず延期という判断。現在は、目下、6月に開催されるFORMULA DRIFT JAPANを目標にして、暫定的な復興を目指して作業が進んでいます。
当日は、全日本ダートトライアルやD1で活躍される、熊久保社長と竹本選手がご案内下さいました。これだけ甚大な被害なので、すごく気を落とされていると思いきや、お二人とも本当にポジティブにこの状況に立ち向かわれていらっしゃいます。屈託のないお二人の笑顔が「大丈夫」と語っているように見えました。

エビスサーキットからのお礼のメッセージ

「たくさんのご厚意を頂き、本当に感謝申し上げます。応援メッセージを読ませて頂きました。とても感激する内容ばかりで、エビスサーキットにとって宝になると思います。今年の全日本ジムカーナを良いイベントにしてお返しします!」

今後の支援について

話をお聞きするにつけ、復興に向けてまだまだ費用面の障害が大きいようです。
エビスサーキット自身で募金サイトを立ち上げました。そちらでこれからも可能な限りご支援をお願いします。

エビスサーキット:福島県沖地震災害被害の緊急支援へご協力

また、東北サファリパークは2/28から毎日営業に戻っております。白ライオンも、ラクダも、水牛も、元気にしていました。お近くの方は会いに行ってあげて下さい。(この日2/28も、一般のお客様が動物たちに会いに来場されていました)
そして、エビスサーキットも、東コース、ドリフトスタジアム、北コースなど、安全が確認されたエリアは営業を再開するそうです。是非ともまたタイヤの跡を残しに行きましょう!
がんばれ! エビスサーキット。

produced by Yamada Gymkhana service and friends